「中学生になったらスマホは必要?」
「みんな持っているけど、本当に今なのか…」

そんなふうに迷いながら、
わが家でもスマホをどうするか、何度も話し合いました。

結論として選んだのは、
まずは最低限から始める」という方法です。


新品ではなく「お下がりスマホ」から開始

最初から新品を用意しなかった理由は、シンプルです。

  • きちんと使えるか分からなかった
  • 万が一壊れても、親のダメージが少ない
  • まずは“使い方の練習期間”にしたかった

実際に渡したのは、
私が使っていたiPhoneのお下がり

「壊さないかな」「なくさないかな」
そんな不安がゼロになるわけではありませんが、
新品より気持ちが楽だったのは正直なところです。


わが家は「日本通信SIM」を選択

携帯会社はたくさんありますが、
わが家が選んだのは 日本通信SIM でした。

選んだ理由は3つ

  • 月額が約1,300円程度とシンプルで安い
  • ネット申し込みでほぼ完結できる
  • メニュープランがシンプルであること。(目的にあったものを選びやすい)

18歳未満向けのフィルタリングも推奨されており、
追加しても400円かからない程度

「まずは持たせてみる」という段階では、
これ以上の機能は必要ないと感じました。


通信速度は?実際に使ってみた感想

正直に書くと、

  • 日中は少し重たいことがある
  • 夕方〜夜は比較的つながりやすい

という印象です。

ただし、
中学生は日中は学校にいるため、
実生活では大きな問題にはなっていません。

動画視聴やゲームをメインに使う前提なら
不満が出るかもしれませんが、
「連絡手段が中心」なら十分だと感じています。


向いている家庭・向いていない家庭

✔ 向いている家庭

  • スマホは連絡手段が中心でいい
  • できるだけシンプルに始めたい
  • まずは子どもの使い方を見たい

✖ 向いていない家庭

  • 動画・ゲームもスマホで使わせたい
  • 高速通信が当たり前だと思っている
  • 最初からフル機能を求めたい

わが家の場合、
ゲームやYouTubeはタブレットを使用し、
スマホにはそれらのアプリは入れないように分けたため、特に使用している中で大きく気になることはありませんでした。


今のところ、特に大きなトラブルはありません

「その後どうなったか」という点では、

  • 大きなトラブルや問題は今のところなし
  • 連絡手段としては十分役立っている

という状況です。

完璧ではありませんが、
いきなり全部与えなかったことで、
親としても落ち着いて見守れています。

子どもとしては、機種や機能よりも、まず持てたこと、友達などとも交流しやすくなったことが何よりも良かったようです。


まとめ|最初から正解を出そうとしなくていい

スマホを持たせる時期や方法に、
一つの正解はないと思います。

ただ、

  • いきなり全部を与えない
  • 段階を踏む
  • 親が疲れない選択をする

この3つを大切にすると、
迷いは少し減るかもしれません。

まずは最低限から。
そこから必要に応じて考えていく。

わが家は、そんな形でスタートしました。