勉強★教育 編

子供のスマホ(携帯)どうする?           気になる疑問5選

最近、子供達からとある話が…

『お父さん、携帯っていつからもったの?』、『実際にどのくらいしているの』と。

わかりました‼子供達‼では、一緒に”子供の携帯”について考えてみよう‼

となり、下記のように調べてみました。参考になれば幸いです。

いつ頃から携帯を持っている?(各 進学別)

日本の場合、小学生、中学生、高校生の携帯電話所有の時期は以下のようになっています。

小学生の場合…

平均的には、10歳前後から所有することが多いようです。

理由としては、通学や部活動の都合で、保護者との連絡手段や緊急時の連絡手段が必要になることが多いためです。

中学生の場合…

平均的には、12歳前後から所有することが多いようです。

理由として、友達や同級生とのコミュニケーション手段としての需要が高まることが考えられます。

高校生の場合は…

平均的には、15歳前後から所有することが多いようです。

理由としては、通学やアルバイト、SNSなどの利用が増えることが挙げられます。

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ちなみに、私の場合は、高校卒業した際に持ち始めました。

こう見てみると、進学(入学)に合わせて持つ機会が多い印象ですね。私たちの地元でも最近、中学受験をするケースが多くなってきており、離れ離れになる同級生との連絡手段として使用し始めるような印象です。

子供の携帯所有率は?(2021年時点)

小学生:約30%

5年生や6年生の終わり頃から、友達が持っているからという理由で持ち始めることが多いようです。

中学生:約60%

1年生から2年生の間が最も多く、友達や親の許可が出たり、通学のためなどの理由で持ち始めることが多いようです。

高校生:約90%

1年生からの持ち始めが最も多く、学業やコミュニケーションのためなどの理由で持つことが一般的です。

ただし、年齢や地域、家庭の環境や価値観などによって所有率は異なるため、あくまで一般的な数値となります。また、スマートフォンやタブレットなどの所有率も含めると、より高い数値になる場合があります。

子どもが携帯を持つことのメリット・デメリット

子供が携帯を持つことには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット:

  1. 緊急時の連絡手段が確保できる:携帯電話を持つことで、緊急時に保護者や身近な人との連絡が取れるため、安心感が得られます。
  2. 学校や部活動などのスケジュール管理がしやすい:携帯電話を使ってスケジュールやメモを管理することで、日々の生活を効率的に過ごすことができます。
  3. 友達とのコミュニケーションが容易になる:携帯電話を使って友達とのコミュニケーションを取ることで、社交的なスキルが身に付くとともに、心理的なストレス軽減にもつながります。
  4. 知識や情報の取得が容易になる:インターネットやアプリを通じて、世界中の情報や知識を簡単に取得することができます。

デメリット:

  1. 依存や中毒のリスクがある:携帯電話の使用が過剰になると、依存症や中毒のリスクがあります。特に、SNSやオンラインゲームなどの利用による影響が懸念されます。
  2. 目の疲れや姿勢の悪化が起こる:長時間の画面操作により、目の疲れや首や肩の痛み、姿勢の悪化などの健康被害が起こる可能性があります。
  3. 電磁波による影響がある:携帯電話が発する電磁波は、健康への影響が指摘されています。特に、子供の場合は身体が発育途中であるため、注意が必要です。
  4. いたずらや犯罪被害に巻き込まれるリスクがある:知らない人との交流や、いたずらなどによるトラブルが起こるリスクがあります。また、スマートフォンなどの高機能な携帯電話を持つ場合は、個人情報やプライバシーの漏洩が懸念されます。

以上のように、携帯電話を持つことにはメリット・デメリットがありますが、その影響は個人や家庭環境によって異なります。子供が携帯電話を持つかどうかについては、家族で話し合い、個人の状況や環境に合わせた判断をすることが重要です。また、適切な利用方法を指導することで、携帯電話のメリットを最大限に引き出し、デメリットを最小限に抑えることができます。

携帯を持ち始める前に話しておくべきことは?

携帯電話を持ち始める前に考慮すべきこととしては、以下のような点が挙げられます。

スマートフォンの利用目的

子供がスマートフォンを持つ理由や利用目的を明確にすることが重要です。例えば、連絡手段として利用する場合や、学習に必要なアプリを利用するために持たせる場合など、目的に応じた利用方法を決めることが必要です。

スマートフォンの種類:

子供に適したスマートフォンの種類を選ぶことが重要です。例えば、耐久性があるものや、安全なブラウジング機能があるもの、親が制限できる機能があるものなど、子供に合わせたスマートフォンを選ぶことが必要です。

利用時間や制限:

子供がスマートフォンを利用する時間や、利用制限についても決めておくことが重要です。例えば、就寝前や授業中などは利用しない、一日あたりの利用時間を決めるなど、適切な利用時間や制限を設けることが必要です。

通信費やアプリ購入費の管理:

スマートフォンの利用には通信費やアプリ購入費がかかる場合があります。子供が利用する場合には、その費用についても事前に決めておくことが重要です。

セキュリティー対策:

スマートフォンはインターネットに接続するため、セキュリティー対策が必要です。例えば、不正なサイトやアプリからのダウンロードを制限する、パスワードを設定する、セキュリティーソフトを導入するなど、適切なセキュリティー対策を行うことが必要です。

これらの点をきちんと決め、子供がスマートフォンを持つ前に親子で話し合い、理解を深めることが大切です。

そのほかに注意すべき点は?

子供が携帯電話を持つ場合は、以下のような点にも注意する必要があります。

  1. 年齢に合わせた使用時間を守る:                長時間の画面操作やスマートフォンの利用は、子供の発育に悪影響を与える可能性があります。子供の発育段階に応じた使用時間の制限を守るようにしましょう。
  2. 安全な使い方を教える:                         子供が携帯電話を使う上で、いたずらや犯罪被害に巻き込まれないための安全な使い方を教えることが重要です。また、個人情報やプライバシーの管理方法についても指導しましょう。
  3. コミュニケーションを大切にする:               携帯電話を使うことで、友達とのコミュニケーションが容易になりますが、リアルなコミュニケーションも大切にしましょう。家族とのコミュニケーションや、外出先での目的地やスケジュールを共有することで、子供の安全面にも配慮できます。
  4. 規則を設ける:                        子供が携帯電話を持つ場合は、規則を設けることで、使用方法を制限し、適切な利用を促すことができます。例えば、食事中や寝る前はスマートフォンを使わない、授業中は電源を切るなど、家族で話し合いながら決めることが大切です。

これらの点を踏まえ、保護者や子ども自身が責任を持って慎重に判断し、携帯電話の所有を決めることが望ましいです。

保護者として、すべきことは?

子供が携帯電話を持つことについて、保護者がサインする前に考慮すべきことは以下の通りです。

年齢と成熟度を考慮する:

子供の年齢と成熟度を考慮して、携帯電話を持つことが適切かどうか判断することが重要です。年齢によっては、スマートフォンを持つ必要がない場合もあります。また、子供の成熟度に応じて、適切な利用方法を指導することも大切です。

家庭のルールを決める:

携帯電話を持つ場合には、家庭での利用ルールを決めることが必要です。例えば、食事中や寝る前はスマートフォンを使わない、授業中は電源を切るなど、家族で話し合いながら決めることが大切です。

契約内容を確認する:

子供が契約する場合には、保護者も契約内容を確認することが必要です。通話やデータ通信の制限、利用料金の支払い方法、追加オプションの契約など、細かな内容まで確認しておくことが重要です。

オンラインセーフティを確保する:

子供がインターネットやSNSを利用する場合、保護者は適切なオンラインセーフティを確保することが必要です。例えば、フィルタリングソフトの導入や、アカウントの設定方法など、子供が安全に利用できる環境を整えることが大切です。

適切な利用を指導する:

子供が携帯電話を適切に利用するためには、保護者が適切な利用方法を指導することが必要です。例えば、いたずらや犯罪被害に巻き込まれないための安全な使い方や、個人情報やプライバシーの管理方法などを教えることが大切です。

以上のように、子供が携帯電話を持つ場合には、保護者がサインする前に様々なことを考慮する必要があります。子供の安全や健康、適切な利用方法を確保するために、保護者が家族で話し合いながら、慎重に判断することが大切です。また、子供が携帯電話を持つことによって、保護者自身が便利になる場合もあります。例えば、子供との連絡手段が確保できるため、家族でのコミュニケーションが円滑になることがあります。

しかし、子供が携帯電話を持つことによって、保護者が心配することもあります。例えば、スマートフォン中毒や、いじめやストーカー被害などです。これらの問題に対しては、保護者が適切な対処方法を知り、子供に指導することが必要です。

我が家の場合は…

我が家は、利用目的について話した際に、子供たちの中でまだ必要まではいかないかなとの判断となり、今回は見送ることになりました。しかし、入学後、子供たちの中で『他の学校に進学した友達と連絡はで切るようにしたい(情報交換のため)』と、『同じ学校の友達と時間割など忘れた際などの連絡ができるようにしておきたい』との相談があり、事前に使用していたタブレットに【LINE】をダウンロードし、使用できるようにしました。

この際に条件として、我が家では、長男自身にLINEの使用のルールを作ってもらいました。

(作成したルールはまた、子供たちに確認して掲示できそうな範囲で考えようと思います。)

今回のことを通して、子供たちに気づかされることもあり、今後も継続して勉強していければと感じました。

まとめ

子供が携帯電話を持つことによって、社会性や情報リテラシーの向上にもつながる場合があります。例えば、SNSを通じて友達との交流を深めたり、インターネット上で情報収集や調べ学習をすることができます。しかし、保護者は子供が情報を適切に扱えるよう、教育的な支援をする必要はあり、親子でしっかりと話していくことは大切ですね。

皆さんのご家庭でも、話すきっかけになればうれしいです。

では、また!今日もよい一日を。