子どものゲーム・YouTube時間の正解は? 時間管理で大切にしたい親の関わり方 3選
「ゲームは水・日だけ30分」
「YouTubeは食事中だけ」
わが家では、いちおうルールを決めています。
それでも正直なところ、どこかモヤモヤする。
- 時間をごまかしていないか
- 目が悪くならないか
- この関わり方で本当にいいのか
自分たちが子どもの頃も、
机の上で練り消しを作ったり、漫画を読んだりしていたのに…
親になると、なぜか気になってしまうんですよね(笑)
この記事では、
「ゲーム・YouTube時間の正解って何?」
という問いに対して、父としてたどり着いた考え方をまとめます。
結論|ゲーム時間の“正解”は1つじゃない
いきなり結論ですが、
ゲーム・YouTube時間の正解は
「親が管理しきること」ではなく
「子どもが管理できるようになる道筋をつくること」
だと感じています。
時間は
✔ 短ければいい
✔ 厳しければいい
✔ ルール通りならOK
…という単純な話ではありませんでした。
なぜ時間管理が難しいのか|親の不安の正体
親がイライラしたり、不安になる理由はだいたいこの3つです。
① 時間をごまかすことがあった
「あと1分!」「もう終わる!」
結果的に、実際は超えていたこともありました。
これは信頼の問題に感じてしまいますよね。
② 視力・集中力への不安
特にYouTubeやゲームは
「ずっと近くを見ている」印象が強く、
視力低下がどうしても気になります。
③ 親自身も守れていない
正直に言うと、
自分も一緒にやって時間オーバーしたことがあります。
この瞬間、
「自分はいいのか?」とブレーキがかかるんですよね。
試してみて合わなかったこと|管理アプリ
時間管理アプリも試しました。
- 利用時間が見える
- 通知で知らせてくれる
ここはとても良かったです。
ただわが家では、
- 準備時間もカウントされる
- 通知が多くて「監視している感じ」になる
結果、
親も子も疲れてしまいました。
「管理できる=うまくいく」ではない
というのは、やってみて初めて分かりました。
ではどうする?父として選んだ“関わり方”

ポイント①「一緒に決める」
- 何分やるか
- いつやるか
を、親が決めるのではなく一緒に決める。
「今日は何分にする?」
「ここまで終わったらやろうか」
この一言で、
子どもの“自分で決めた感覚”が変わりました。
ポイント②「時間」より「区切り」
わが家で効果があったのは、
- ○時まで
ではなく - ここまでやったら終わり
という決め方。
ゲームの区切り
YouTubeの動画1本分
など、終わりが見える形のほうが納得しやすかったです。
ポイント③ 100%を求めない
正直、
毎回完璧に守れるわけはありません。
- 少し超える日
- 守れない日
があってもOK。
「今日はどうだった?」
と振り返るだけで十分だと思っています。
我が家の場合は、基本的な時間(子供と一緒に考えています)を決めていますが、ゲームやyoutubeの際には時間を超えてしまいそうな場合ももちろんあります。そんな時は、こんな相談をしてくるようになりました。
「父さん、キリが良いところまであと10分だけゲームしていい?」と。このように相談してきた時は、私自身も「わかったよ〜リフレッシュ楽しんでね」と一度は聞くように意識しています。(自分で言ったことだからか、時間はきちんと守っています 笑)その後に、続くようなら「こうしたらもっと、ゲームや動画を見る時間が工夫できるのではない?」と親の意見も伝えるようにしています。
ゲーム・YouTubeは悪者じゃない
親として大きかった気づきは、
ゲームやYouTubeは
完全に「悪」ではない
ということ。
- リフレッシュになる
- 会話のきっかけになる
- 親子で同じ話題を共有できる
一緒に笑ったり、
「これすごいね」と話す時間は、
確実にコミュニケーションになっていました。
まとめ|正解は「管理」より「練習」
子どものゲーム・YouTube時間の正解は、
- 厳しく制限することでも
- 放任することでもなく
「時間管理を練習する場にすること」
だと、今は思っています。
親がすべてコントロールする時期から、
少しずつ
子どもに任せる準備をしていく。
それが、
わが家なりの“正解”でした。

