離婚・育児・仕事。
いろんなことが重なって必死だった日々も、
気づけば子どもたちと一緒に、ここまで前に進んで来られた。

これから先、親として望むことはただひとつ。
「彼らが自分で生きる力を身につけていってほしい」
ということです。

自分で考える力、自分の意見を言える力を

子どもたちには、
自分の頭で考え、自分の言葉で意見を伝え、
自分の人生を選んでほしい。

兄弟でも性格はまったく違うし、
接し方も考え方もそれぞれ。
だからこそ “一人ひとりのペース” を大事にしていきたいと思っています。

親は「完璧な指導者」じゃなくていい。ぶつかり合える“仲間”でいたい

私は、間違っていると思ったことはちゃんと怒ります。
怒り方は下手くそかもしれない。
でも、「嫌いだから怒っている」わけじゃない。

・なぜそう思ったのか
・どうして注意したのか
・どんな考えで言葉を選んだのか

あとから必ず丁寧に伝えます。

答えはその場で出なくてもいい。
1日かかっても、何日かかっても、
同じことを何度話し合ってもいい。

大事なのは、“一緒に考えて、納得した答えを見つけること”

親の言った通りに動く子ではなく、
自分で考えて決められる大人になってほしいから。

親子ではあるけれど、“同じ志を持つ仲間”でいたい

森岡さんの言葉を借りるなら、
子どもたちは「友達」ではないけれど、
同じ志を持って歩いていく“仲間” のような存在。

彼らには彼らの道がある。
その道を見つけるのは子ども自身。

だから私は、
前に立って引っ張る親ではなく、
後ろから支える“後ろ盾”でいたいと思っています。

夢も、目標も、選択も、
子ども自身の言葉で決めていけるように。

そして、どんな選択でも
信じて応援できる存在でありたい。